ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 4章 段落115 [2009-09-30]

115 From this we can see that there is no center to the universe; no Throne from which all knowledge is broadcast. Each action is the center of the universe unto itself; for radiations going out from it travel in all directions, and fill space. Since everything, both tangible and intangible (in this case we are speaking of thought), comes out of the one Cosmic Cause, we can safely assume that there is no action that is not universal.

115 ここから私達は宇宙には中心が無いこと、全ての知識が放射されるような王座は無いことが分かります。行動の一つ一つがそれ自身に対する宇宙における中心なのです。何故ならそれから発せられる放射物はあらゆる方向に向かって旅し、そして宇宙を満たすからです。理解できることと理解できないことの両方が(この場合、想念について述べているのですが)、一つの宇宙的因から発せられている故に、私達は宇宙的でない行為は存在しないと思って差し支えはありません。





【解説】

想念が各々の発信源から周囲に拡がる様子は、丁度、水面に降る雨粒が各々の波紋を拡げて行くのに似ています。各々の想念は広大な空間を各自の心を媒介として宇宙の隅々にまで拡がって行くということです。宇宙には中心はなく、各々の想念を発する所や行動を起こす所がそれら拡がる波紋の中心になると言う訳です。

もちろん、心を通過させる想念には、大きな潜在能力がありますので、それらの想念から引き起こされる事態に私達は注意する必要があります。また、当然のことながら、その中心である発信者には最も大きな影響力を持つことは当然のことです。また、想念が宇宙の果てや何らかの障害物によって跳ね返って来る場合は、その発信源に必ず帰って来て、大きな影響を与えるだろうことは、水面に拡がる雨粒の波紋の行方を見れば良く分かるところです


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