ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 4章 段落110 [2009-09-18]

110 The question will now arise; if thought is merely a ray of energy produced by chemical action, what is mind?

110 そこで質問が上がるでしょう。もし、想念が化学反応によって造り出された単なるエネルギーの光線だとすれば、心は何であるかと。





【解説】

各自の生活、ひいては生涯に及ぼす影響が大きいのは心の状態です。同じ状況や環境に対しても、悲観的に見るのか、楽観的に過ごすのか、或いは何ら無頓着に気付かぬまま過ごすか等、心の有り様は様々です。これまで想念の伝播や伝播した際の作用について学んで来ましたが、心そのものについて改めて問いかけをしているのが、本項です。

私達が想念を発する時、ふとアイデアがひらめく時、その想念は私達の心によって捉えられた状態と言えるかも知れません。これら想念を受信すること、また受信した想念を再び増幅して放出するのも心の作用だと思われます。このように心はこれまで学んだように、感覚からの反応を増幅する機能や通過する想念をキャッチする機能を持つ受信器であり、どのような種類の想念を好むかによっても感受性に違いが出ているように思います。

アダムスキー氏が心をどのようなものだと解説しているかは、次項以降に学びます。


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