ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 4章 段落109 [2009-09-17]

109 Thought is not sent out in one straight line as a bullet travels from the barrel of a gun. It goes out in billions of straight lines in all directions. We may imagine a thought as a spark of light, with radiations extending as an equal force in all directions; giving the impression of a sphere at any point of its expansion. And like light, a thought vibration once created, will extend indefinitely unless intercepted by some object capable of absorbing and dissipating that particular ray of energy.

109 想念は鉄砲の銃身から打ち出される弾丸のように一本の直線として送りだされるのではありません。想念はあらゆる方向に向けた何十億の直線のように外に出て行くのです。私達は光のスパークのように拡大する過程のどの地点でも球体に見えるような、あらゆる方向に等しい力を広げながら拡大するものとして想念を想像しても良いかと思います。そして光のように、一旦造り出された想念波動は、そのエネルギー光線を吸収し、消失することが出来る物体によって遮られない限り、無限に拡がって行くのです。





【解説】

重要なのは、想念は発信者からあらゆる方向に放射状に広がって行くということでしょう。仮にある特定な対象に向けて想念を発したとしても、それはその他のものにも等しく放射されるということです。従って想いは本来、隠すことは出来ないものであり、他人が思うことも容易にキャッチ出来ることになります。また、想念は宇宙に広がって行き、それが通過する際に、誰にでも感知され、実行に移される可能性があります。よく、発明や発見が世界同時的に起ることがありますが、人々に浮かぶ発想は、他の人にも感知される良い例かと思います。

そうなると、私達が発する想念は、よほど注意が必要であることが分かります。単に自身の肉体に影響を及ぼすのみならず、その想念が人と接する広範囲な場所で同様な影響を与える可能性が高いからです。良い想念は見知らぬ人々にも良い影響を与えますが、逆に劣悪な想念は宇宙全体に悪影響をもたらす可能性もあるからです。

他惑星社会においては、これら良質な想念が響き合っている訳ですから、その作用は計り知れないレベルであると思われます。一方、地球においては怒りや憎しみの想念も多数生まれておりますので、その中でそれらに影響されず正しく生きることは容易ではありません。学習者にとっては、格好のトレーニングの場となっているということです。


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