ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 3章 段落099 [2009-09-03]

099 This, of course, is but one level of impressions, yet one that is very important for man to understand; for it illustrates the dependency of all life upon thought, or intelligence. It is from this level of impressions that many carnal minds form their limited, opinionated, thought-patterns or habits.

099 このことはもちろん、印象の一つのレベルでしかありませんが、人にとっては全ての生命が想念、あるいは知性に依存していることを理解するという点で大変重要な所です。多くの肉欲の心がそれらの限界に満ちた、頑迷な想念パターン類、或いは習慣を作り出すのはこのレベルの印象類からなのです。





【解説】

ここで著者が述べたいことは、私達が意識するしないにかかわらず、私達の行動の全てが、感覚からの想念(情報)を受けて心が身体に指令を出した結果として為されるということです。心が発する指令が想念として分類できるものかは分かりませんが、少なくても実現力のある命令であることは分かります。

しかし残念ながら、これらの事柄は最低のレベルである訳です。感覚が発する好き嫌いや品定めの傾向は、現実に低次元なレベルの想念(印象)しか発することはありません。その想念に基づく私達の行動は多くの問題を引き起こすことになります。

一方、これら感覚を鎮め、本来の姿勢に矯正することによって、少しずつではありますが、私達の感覚も変容して来るでしょうし、また取扱う印象もより高次なものとなる筈です。それまでは各自の感覚が発する反応を観察、監視することが大切です。


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