ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 3章 段落100 [2009-09-04]

100 In Nature, this urge for action comes directly from the Cosmic Cause of all creation. She does not arbitrarily try to grow a pine tree from an apple seed, but follows the archetype set down by the Creator. Therefore, the universe moves in orderly manifestation of creation and recreation.

100 自然においては、行動に対するこの衝動は全創造物の宇宙的因から直接やって来ます。自然は勝手にリンゴの種から松ノ木を育てようとはせず、創造主によってセットされた原型に従うのです。ですから、宇宙は創造と再創造の秩序ある現れの中で動いているのです。





【解説】

決まりきった習慣的な、また問題のある私達の感覚からの印象に代えて、本項に記されているように、全てを知る宇宙の因から直接、印象(インスピレーション)を受けることが出来れば、どんなに素晴らしいことでしょう。

多くの芸術家は、このようにしてこれら宇宙の因と繋がる印象を、形あるものとして地上に作品を具現化した訳です。原理は同じでも感覚からの印象と宇宙の因からの印象には雲泥の違いがあり、私達は先ずは自らの感覚の前に宇宙の因、創造主の意図に忠実である必要があります。かつてイタリア、アッシジの聖フランシスコは着物も住い、所持品を全て投げ捨てて、ひたすらイエス・キリストに倣おうとしたとされています。多くの逸話が残る中で、フランチェスコは鳥達と語らうことが出来たとされています。まさに万物と会話するというテレパシー能力を示唆しているものです。

私達は決して特異な修業を行うことはありませんが、日々の生活の合間から、この宇宙の因に心が気付くようになりたいと願うことも大切です。


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