ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 3章 段落083 [2009-08-10]

083 Now do you see why I say the senses war with one another? how uncoordinated they are and how they pass judgment on each other?

083 もう貴方は何故私が感覚達が互いに戦い、またそれらが如何に協調性に欠け、互いに裁きを下し合っていると言うのか、お分かりになるでしょう。



【解説】

よくよく各感覚の争いについて、これまで述べられてきました。各自の精神発達の上でこれら各感覚の調和は最初の課題であるということでしょう。私達は通常、外界との接点としてこの感覚に頼っている訳ですから、その感覚を如何に自然と調和あるものとするかが、大変大事なことです。

もちろん、これまでの学習から、私達の感覚器官の物事に対する姿勢には結果のみを見て、原因を見ないという重大な欠点がありますが、一方の背後にある因、意識を重要視しても、肝心の自らの心を作り上げている各自の感覚そのものの取組姿勢を受容的なものに改め、自ら謙虚にならなければ、「意識!、意識!」という空文句に終ってしまいます。とにかく、日常、私達が感受する一つ一つの中に各々背後にある原因や理由、事柄の経緯を知り、その物の存在意義を学ぼうとする姿勢が必要なのです。


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