ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 2章 段落047 [2009-06-16]

047 Volumes could be written on this, yet never cover the subject completely. But I believe from the simple illustrations given that the sincere student will find much to intrigue his thoughts. Understanding the interdependency of life-forms is essential before man can grasp the universal truth that, in reality, all life is an expression of the one Cosmic Intelligence.

047 これについては何冊も本が書けるでしょうが、そのテーマを完全に覆い尽くすことは出来ません。しかし、私はこれまでに示された単純な諸実例から、誠実な学習者は自らの思いをめぐらすのに十分なものを見つけられるものと信じています。生命体の相互依存関係を理解することが、人が宇宙普遍の真理を把握する為には必須であり、その真理とは、実際に、全ての生命は宇宙的知性の表現の一つであるということです。





【解説】

これまで、「テレパシー」講座にもかかわらず、著者アダムスキー氏は、もっぱら自然界の様々な営みを説明するのみで具体的な想念伝達については、一切触れて来ませんでした。それは何故でしょうか。

私には、それが各読者が最低限、身に付けなければならない基礎的概念であり、その理解無しに、今後踏み込む深層域の分野を取扱うことが出来ないように思われます。万物、各構成員が相互に一つの生命力と結ばれている共通点に気付ことが求められています。

テレパシー学習は決して、特定の技術・技能の修得で終わっては意味がないどころか、危険でさえあります。テレパシーは人が本来の生き方に戻る為の手助けとなる必要があります。その為には、その人が同調すべき対象は低次元な想念波動ではなく、万物の起源から続いている創造主の想いに応えるレベルまで高める必要があります。そういう意味から、具体的な創造の現れである自然界の諸活動の様子をよく観察し、自らとのつながりを実感せよと言っているのです。


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