ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 2章 段落034 [2009-05-28]

034 My early studies, based on the antiquated theory of telepathy being a sixth sense, led nowhere. After careful observation, I found that others using this same trend of reasoning were not attaining the desired result, either. Innately I felt something was being injected which did not align itself with natural, or universal law. So I turned to nature and studied her actions. Here, where the reasoning mind of man did not interfere, I found all things working in harmony. As I thoughtfully observed life expressing in its many forms of manifestation, I realized there must be an intelligence, or a law, that operated according to an exact pattern.

034 テレパシーが第6感であるとする古代の理論に基づいた初期の私の諸研究は何処にも導くものではありませんでした。注意深い観察の後、私はこれと同じ推論傾向を採る他の者達も、目的の結果を得ていないことを発見しました。生まれつき、私は何か自然或いは宇宙普遍の法則と揃わないものが注入されているように感じておりました。そこで、私は自然に目を向けて、その諸活動を観察したのです。人の推論する心が邪魔をしないそこで、私は全てのものが調和をもって働いていることを見い出しました。生命が様々な創造の形態に現れていることを注意深く観察するにつれ、私はある正確なパターンに沿って作用する一つの知性、或いは法則が存在するに違いないことに気付いたのです。





【解説】

本文中に述べられている、「何か自然或いは宇宙普遍の法則と揃わないものが注入されているように感じておりました」という部分の真意は何処にあるのでしょうか。直接的に解釈すれば、アダムスキー氏自身が何らかの違和感を自身に感じていたということになります。この違和感は、後続の本文を読み進まれると解消されて行くことが分かりますが、少なくともアダムスキー氏自身の中で、これまでの自身の生き方が自然に沿ったものではないのではないかという気持があったということでしょう。

また、本文ではさり気なく「ある正確なパターンに沿って作用する一つの知性、或いは法則が存在する」と述べられておりますが、21世紀の地球の科学レベルでの表現をすれば、DNAその他の遺伝物質に従っての生命の増殖活動を指す記述であることが分かります。


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