ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 1章 段落026 [2009-05-18]

026 We will endeavor to explain the necessity of blending Cosmic Man with Earthly man. Telepathic reception will come from both; but when receiving impressions, we must always keep in mind the difference between the man of little understanding, and the Cosmic Man. The thoughts coming from the man of little understanding will contain discriminations, divisions, judgments, and personal feelings; while the Cosmic Man's impressions, coming from Cosmic Cause to all effect, will convey understanding and compassion, without judgment. This is Truth expressing; and in the presence of Truth there is an absence of doubt.

026 私達は何とかして宇宙的人間と地球的人の融合の必要性を説明することとしましょう。テレパシー的な感受はどちらからも来ますが、印象を受ける場合、私達は常に少ししか理解していない人と宇宙的人間の間の違いについて心に留めて置かねばなりません。少ししか理解していない人から来る想念類は差別や分裂、裁きや個人的なフィーリング類を含みますが、宇宙的人間の印象類は宇宙的因から全ての結果にもたらされるものであり、裁きを持たず、理解と思いやりを運んでいます。これは真理を表わしていますし、真理の前では疑いというものはありません。





【解説】

書物を通じて学ぶよりも直接、師となる人物に付いて学ぶ方がはるかに優れていることはご存知の通りです。イエスとその弟子達、仏陀とその従者達は直接、師から多くを学ぶことが出来た故に、師が亡くなった後、師が発した言葉や師が示した態度を後世に伝える業績を残せたということです。同様にアダムスキー氏のコーワーカー達も氏との交流の経験がその後の人生に大きな影響を与えました。私自身、1982年にお会いしたエマ・マーチネリ女史、シャーウッド夫妻、アリス・ポマロイ夫人、マデリン・ロドファー夫人等々、アダムスキー氏と身近に過ごした日々は各自にとってその後の人生に大きな影響を与える貴重な体験であったことを直接伺っています。

宇宙的人物については、もちろん、宇宙兄妹達と直接交流することは最も望んでいる訳ですが、おそらく交流後のその者への影響を考慮し、一定レベルに達するまで、接触しない方が賢明である事例も多くあるものと思われます。そういう意味では宇宙兄妹達との交流が望ましいと言っても、その実現はあくまで宇宙兄妹達の側の判断に委ねる他は無く、同様なことはアダムスキー氏も述べているところです。

一方、人との交流によって相手に甚大な影響を与え得るということは、私達の日常生活においても大変重要なことです。自分が発する想念が相手に大きな影響を与えていることに留意しなければなりません。どのような事態においても明るく相手を思いやる心の余裕が必要ですし、その為には自らの内側に宇宙本源の創造主の愛情が沸き起っている必要があると言うことです。


第1部 1章 段落025 [2009-05-15] <<  |  >> 第1部 1章 段落027 [2009-05-19]