ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 1章 段落025 [2009-05-15]

025 Man was created to be the perfect expression of all expressions; and he was endowed with the ability to reason that he might understand each effect in the scheme of life. He is innately capable of comprehending all states of Cosmic expression; from the very lowest, to the highest. But through ignorance he has prostituted this Divine gift; and now judges and condemns that which he sees about him. Whether he realizes it or not, by his judgments he exalts himself above the Creator; thereby causing a feeling of separation between himself and the Giver of all Life. But when he casts off the fetters forged by his carnal mind, he becomes the Knower; and is then one with the Cosmic Cause of all creation. All nature works in harmony with the Supreme Intelligence which gave it birth. Man stands alone; the sole distorter of the Law.



025 人は全ての現れの完全なる表現者として創造されました。そして人は生命の体系における一つ一つの結果を理解するかも知れないという推論の元にその能力を授かりました。人は生まれながらにして全ての宇宙的表現の状態を把握することが出来ます。最も低次なものから最高位のものまでです。しかし、無知の故に人はこの神聖な贈り物を売り渡して来ました。そして今や自分の回りに見るものを裁き、非難しているのです。人がそのことを理解しているいないに関わらず、その裁きによって人は自分を創造主の上に高ぶらせているのです。その結果、自分自身と全生命の贈与者との間に分離感をもたらす原因を造っています。しかし、人が自分の肉欲の心によって造られた足かせを投げ出すなら、人は知る者となります。そして全創造物の宇宙的因と一体になるのです。全ての自然はそれを誕生させた至上なる英知と調和して働いています。人のみが独り立っているのです。唯一の法則の曲解者として。





【解説】

自らの能力が相手より勝っていると考えるから相手を見下す訳であり、自分の生き方だけが正しいとする故に物事を批判するようになる訳です。これらは共に人間の進歩を妨げている重要な要因です。

しかし、裁きを行っているのは人間のみであり、圧倒的な他の創造物はそのような状況には陥らず、各自の創造された目的に沿って生命を全うしています。

私達は日常生活において、とにかくもそのような要素を持つ想念が出現したら、それらを瞬時に投げ出し、自分の心から排除するよう、常に自らを見張っておかねばなりません。そうする過程で、それらに代わって宇宙に調和する想念の宿となることが出来るものと思われます。具体的には模範となる例は自然の中の草木や動物達の営みの中に容易に見い出すことが出来ます。


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