ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 1章 段落023 [2009-05-13]

023 If this lesson is to be of any value to you, you must begin with yourself. You must learn your component parts, why each part works as it does; what controls your thinking, and why there is such an apparent conflict between your inner self and the world about you. You must understand your emotional reactions before you can be the expressor of the fullness of life.

023 このレッスンが貴方にとって何らかの役に立つようにするには、貴方はご自身で始めなければなりません。貴方は貴方を構成する各部を学び、何故個々の部分がそのように働くのか、貴方の考えを支配しているのは何か、また、貴方の内側の自分と貴方の周囲の世界との間にかくも明らかな諍いがあるのかについて学ばなければなりません。貴方が生命の完全さの表現者になるには、貴方の感情による諸反応を理解しなければならないのです。



【解説】

何度となく言われているように、読むだけでは価値が出ないということです。何よりも自分自身に応用し、実感、体得してはじめて身に付くと言えるでしょう。中でも自分自身を造り上げているもの、例えば肉体の各部や臓器等を学ぶことは、ある意味届けられた贈り物をよく味わい、贈り主の配慮に感謝することが最低限のマナーであることにも似ています。

また、現実の日々の生活の中では思い通りに行かないことに腹を立てたり、不必要なくらいに悲しんだりと私達の心は揺れ動き、不安定となりますが、その原因は何処にあるかを見極めよとも言っています。つまりは時々の感情に流されることには問題があるのです。一時的な感情の激高から破壊的な行為に及んで、罪を犯す例をはじめとして、感情のコントロール手法を身につけることは大事です。

これら主として私達自身の内側部分の心身共の機能や問題点を理解することが出来れば、私達は本項で言う生命の完全なる体現者となることが出来るということです。


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