ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 1章 段落022 [2009-05-12]

022 We cannot lay down a definite pattern for everyone to follow, as there are no two humans alike; we can only present the Law to you. It will work according to each individual understanding and application, and these will differ from person to person. The principle we give here applies equally to all.

022 私達は誰もが後を従うような確定したパターンを敷設することは出来ません。二人同じ人間はいないからです。私達は唯一、その法則を貴方に示すことが出来るだけです。その法則は各個人の理解と応用に応じて作用する筈ですし、これらの事柄は人によって異なることでしょう。しかし、私達がここで授ける原理は全てに等しく適用されます。





【解説】

一人ひとりに合った精進の方法を各自が探し求め、試行錯誤を経て確立することは重要です。この日々の過ごし方を探り、試すことも私達の発達にとって大きな意義を持つものです。

ある程度の年齢になれば、人生を振り返る場面も増えて来ます。これまでの人生であまり進歩が無かったかと思うことも多いように思われます。その遅い進歩の歩みですが、それを明確に確かめる方法があると思っています。先日、ある会合でもお話したのですが、各自の昔の写真を見る機会があれば、是非見て欲しいということです。写真は撮られた当時の各自の顔つきを残しております。私の場合、振り返って昔の写真を見ると、そこには現在では、恥ずかしい程に余裕の無い、また人格的にも問題がありそうな人物が写っていることに先日、気付いた次第です。ゆっくりですが人間は変化を遂げているということです。それを自分が証明しているのです。

各自の魂は長い年月を経て、ある時はさまよい、またある時は進歩の道を勢い良く進んでいます。時には歩みが遅くなる日々をあるでしょうが、創造主の元に戻るとする意志さえあれば、遂には目標に到達できる筈です。それに至る時間は永遠の中では大差はありません。本項で言う、毎日をどのように過ごすかについては、まさに各自のオリジナリティーが発揮される分野と言えるのです。


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