ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 1章 段落018 [2009-05-01]

018 Conscious thought is known on all planes of consciousness. Its character cannot be hidden either by soft whispers, or dramatic inflections; nor can its meaning be concealed by the clever manipulation of chirographic symbols. Cosmic thought is stark truth; it cannot be distorted. It is the law of activity which must, and does, indiscriminately produce action and reaction in whatsoever form becomes its point of contact.

018 意識的な想念は意識の全ての局面において知られます。その性質は穏やかなささやき、或いは劇的な抑揚によって隠されることは出来ませんし、その持つ意図は書道の文字の賢い操作によって隠すことも出来ません。宇宙的な想念とは厳格なる真実であり、ねじ曲げることは出来ないのです。それは何物であれそれが接触する形有るものにおいて区別なく活動を造り出さねばなりませんし、造り出している活動の法則なのです。





【解説】

ここでは、想念(thought)を意識的な性質を持つものと宇宙的性質を持つものという2つの側面から説明しています。

つまり「意識的」であるということは、その本質は音声や文字でなく、誰にでも感じ取られ掌握されるもので、見掛けのごまかしは通用しないということを意味しています。

一方、「宇宙的」ということは、想念が出会った対象物には平等に作用し、宇宙空間に拡がって行く作用力、即ち創造力のある存在ということになります。

この両者の性質を備えた想念が、如何に重要かが分かれば、私達は心を通過する想念により鋭敏になると同時に、自ら発する想念には絶えず気を配る必要があることが分かります。


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