ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 1章 段落016 [2009-04-27]

016 There is only one true universal language....the invisible, creative, feeling impulse, which is Cosmic Intelligence, flowing as Cosmic Force, through all manifestation. This Cosmic Cause, or Universal Force. is ever in motion. It must, of necessity, act upon, or transfer itself, from one object to another.

016 唯一一つだけ、真の普遍的言語が存在します。それは目には見えず、創造作用がある、感じの瞬発衝動であり、大宇宙の英知、全ての創造物を通じて宇宙の力として流れているものです。この宇宙の因、即ち宇宙普遍の力は常に活動しています。それは必然的に一つの目的物から別の目的物へ作用し、或いは自らを転送させなければならないのです。





【解説】

ここでのポイントは、私達が通常、「フィーリング」と呼んでいるものの実態は、パルス状の極めて高速な信号であり、これらが通過する際に私達はその持つ印象断面を知るということです。これまで私達は「想念」や「印象」と言う時、それまで私達自身の心の中で保持して来たように、ある程度の長い時間をかけて伝達されるものと考えておりましたが、ここでは実際に万物に行き来している印象・想念は「impulse(インパルス、パルス状の瞬発衝動)」と称せられることから極めて短時間に通過するものを指すことが分かります。

また、このようにパルス状に通過する印象・想念は合わせて「同時性」をも持つことが想定できます。つまりは、同じ時刻にあらゆる場所で存在することが出来るようなものが考えられます。それがテレパシーを用いることで、遠く離れた地での出来事も同時的に把握できることの由来でもあるのでしょう。

このように、私達を高速度で通過するパルス状の想念波動に先ずは気付くことから始まると言えます。


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