ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 1章 段落013 [2009-04-22]

013 We generally think of a language as being a system of word-pictures, either in the form of the written symbol or vocal sound; so in seeking an acceptable means for the exchange of knowledge, we have naturally turned to these familiar methods of expression. However, with either the spoken word or written character, we are dealing with decidedly limited fields.

013 私達は概して言語というものを書き留められた記号か音声の形式による言語イメージとして考えており、その為、知識の交流の為の好ましい手段を探すに当って、私達は自然とこれら親しんだ表現方法に関心を向けて来ました。しかしながら、話された言葉や書かれた文字では私達は断然、限られた分野しか取扱っていないのです。





【解説】

私達がこれまで、新しい言語を学ぶ際に、辿って来た過程を見れば、私達が文字や音声を手掛かりとして新しい言語体系を理解して来たことが分かります。しかし、形に現れたもの、結果の世界で表現されたものはあくまで原因の一つに過ぎません。まして、未発達の地球人の用いる言語には粗雑な表現に留まるものも多いと思われます。

これに対し、言葉を発する際に本人が抱くイメージは場合によっては、より精緻で内容の高いものも多いものです。つまりは「言葉で表わされない」という感覚がそれです。そういう意味では、このテレパシー講座はいわゆる言語を学ぼうというものではなく、音声を発する前に抱くイメージを直接、感受する能力を高めようとするものと言えるでしょう。


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