ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 1章 段落007 [2009-04-14]

007 Ofttimes, the Power which rules mortal action-the God of Reason-is kind to the eager searcher; and will vouchsafe an additional hint to spur him on toward the unraveling of the mystery. Occasionally, this Power, which is so far above man's reason, impresses a truth upon an individual consciousness; driving him to seek further. So man grows in knowledge, each step leading to something a little higher; but no mystery can ever be completely solved. For back of all apparent or deduced phenomena, lies the Cosmic Intelligence...full understanding of which is not given to mortal mind to comprehend.

007 しばしば現世の活動を支配する大いなる力、理知の神は熱心な探究者には優しくて、神秘を解きほぐすことにその者を仕向ける為、追加のヒントを与えるものです。時としてこの力は、人間の理性を遥かに超えるものですが、各自の意識に更なる遠くを求めさせようと一つの真理を印象付けます。その為、人は知識において成長し、毎回が少しずつ高い何物かに導くステップになるのです。しかし、神秘は完全には解き明かされることは出来ません。何故なら、全ての明白な、或いは推論された現象の背後には、宇宙の知性が横たわっており、その完全なる理解は現世の心には与えられることはないからです。



【解説】

宇宙を統治する諸法則は、一見、無慈悲のように見えますが、その実際は探究者に絶えずヒントを授ける等、道を求める者には寛大です。私達はその求める姿勢を真摯なものに保つことが出来れば、創造主はいつでも私達の支えになって、私達の前進する姿をさり気なく、支えて下さるということです。

しかし、その支えは、声なき声、目には見えない妙なる印象でやって来ることを考えれば、私達は例え行動しながらも、いわゆる警戒の状態を維持し、心を通過する印象にも同時に鋭敏である必要があります。

法則自体が真理を求める者に寛大だということは、大変ありがたいことです。その要素が無ければ、これまでの文明の発展も無かったものと思われます。また、それと同じ姿勢で宇宙兄妹達は私達に接し、陰ながら惑星全体の問題解決に支援の手を差し伸べているのです。


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