ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 1章 段落005 [2009-04-10]

005 To attain this goal, he must understand that touch is a nerve reaction; while feeling is a state of alertness. The state of true alertness is conscious consciousness ... which is all-inclusive Cosmic Knowledge. -George Adamski

005 このゴールを達成するためには、人は触感は一つの神経反応である一方、フィーリングは警戒の状態であることを理解しなければなりません。真の警戒の状態とは意識的な意識であり、全てを包含する宇宙の知識なのです。 ジョージ・アダムスキー



【解説】

「まえがき」の最後のまとめとして、アダムスキー氏は宇宙英知につながる為のヒントとして、フィーリングという感知力が宇宙を目に見えない側面から下支えする宇宙意識と通じるものであることを述べています。

人の発達を導くものは、宇宙の意識(Cosmic Consciousness)と呼ばれる知性体であり、そことの意思疎通を確保することで、莫大な情報と指導的印象が各自に与えられると言うことです。

以前はfeelingを「触覚」、touchを「触感」と訳している例もありましたが、ここでは、feelingを「感じ」「感覚」の意味で「フィーリング」と表記しています。後の本文の中で目や耳、鼻や舌などの感覚器官の反応についての説明がありますが、ここではこれらの四つのいわゆる感覚器官とは異なる感覚能力が、元々万物には備わっていてその感性を拡大することによって真の進化を遂げることができると言っているのです。それは丁度レーダーの性能が増すにつれ、より広い範囲を探知できるようになるのと類似しています。


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