ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課 段落465 [2009-03-24]

465 An electric bulb needs the power of both principles, negative and positive, to produce a light. And the feminine and masculine are both needed to bring forth an offspring. This is the law that has and will work through eternity for the reproduction of forms that is everlastingly taking place. There is nothing impossible through this law.

465 電球は明かりを造り出す為にはマイナスとプラスの両方の原理を必要とします。また、子孫をもたらすには女性と男性とが共に必要とされます。これは永続的に続く形有るものの再生産の為、これまでもそしてこれからも永久に作用する法則です。この法則を通じて不可能なものは何一つありません。



【解説】

電球の光に象徴されるように陰と陽の基本要素が一体化する時、そこには陰陽2極には見られなかった新しい側面が創出されます。私達は万物をこの種の見方で見る必要があります。突き詰めれば、沈想や精神的な知覚を志向する「陰」と自らの意思を実現させる決意や体力強化等、何事にも積極的に取組む「陽」の姿勢のいずれか片方を重んじるのではなく、両者をバランス良く進めて行くということかと思います。

詳しくは知りませんが、このような調和を第一にする思想家には中国の老子があり、それら古来の哲学や宗教の教義とこの生命の科学とは類似点も多いように思われます。

いずれにせよ、私達は外に何かを求めて来た今迄とは異なり、これからは自分の内部に意識とその英知が備わっていることを自覚し、安心して、少しずつ実生活に本講座を応用しながら、その法則を実感することが大切です。


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