ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課 段落461 [2009-03-17]

461 In Genesis we are told that the first Creation was a Void, and without form. That in the second creation forms began to manifest. But we should notice here that the Creator gave a command, or instruction to the spirit which in this case is power, to the small amount of intelligence in the elements to carry out His command. And there had to be intelligence in the elements in order for them to carry out the instructions. You can plainly read in the Holy Writ how the form of a man was created, as well as all things. And there was no doubt in the Creator's consciousness whether a form would manifest or not for there was an absolute assurance that it would. And you can notice that the command was not repeated, it was given once and that was all.

461 創世記で私達は創造の最初は気空であり、形は無かったと伝えられています。そして第二の創造で形が現出し始めたとされています。しかし、私達はここで、創造主が命令、即ち指示を霊魂、この場合は力である霊魂、そして創造主の命令を実行する為に各元素の中にある微小量の知性に対して与えたことに注目すべきなのです。そして、その指示を各々が実行する為に各元素の中には知性が無ければならなかったのです。貴方は聖書の中に万物はもちろん、人間の形がどのようにして造り上げられたのかを率直に読むことが出来ます。そして創造主の意識の中には形あるものが現出するかどうかについて疑念はありませんでした。何故ならそれがそうなるだろうという絶対的な確信があったからです。そして貴方はその命令が繰り返されなかったことに気付かなければなりません。それは一度だけ与えられ、それが全てであったからです。





【解説】

私達も含め、あらゆる宇宙の構成物を物質面で造り上げている分子・原子には創造主の意思を受け止め、その指示を理解する知性があるということです。また、これら分子・原子は創造主の意思に極めて従順に働きます。言わば創造主の指示は宇宙の法則とも言えるものです。その為、創造主は一度、命じた物事は必然的に物質世界に現出することになります。

創造物の中で最も高い位置を与えられた人間達は原子爆弾に象徴されるように、破壊的な物を勝手に造り上げて来ました。悲しいかな、その兵器という誤った応用の中でも各分子達は各々に定められた核反応を実行するのです。これは創造主の息子としての人間の罪でもあります。これらは不安定で恐怖心に満ちた人間の心が具体的に物質世界を破壊していることを意味します。

創造主のように一点の疑いも無く信じて下す命令(意思)には他の雑音が立入る隙を与えません。私達も自分の願いを実現する為には、一点の疑念も入り込ませてはいけません。現状の混乱した社会状況を見るにつけ、より良い世界に向けて各自の揺るぎない思念が必要な時を迎えています。


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