ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課 段落451 [2009-03-03]

451 And so to get the pearl of your being you have to do a lot of digging. This will take courage and determination but it will be a reward of eternal happiness for those who accomplish through perseverance. And I will never dismiss you from my consciousness, nor will the Brothers. We will help you on the road of progress.

451 そして貴方の存在の珠玉を得る為には、貴方は多くを掘り進めなければなりません。これは勇気と決心を必要とするでしょうが、それは忍耐を通して達成する者達に永遠の幸せという報酬となることでしょう。また、私は決して私の意識から貴方を見捨てることはありませんし、宇宙兄妹達もそうすることはありません。私達は貴方を進歩の道筋の上で助けることでしょう。





【解説】

掘り下げるとはどのようなことを指しているのでしょうか。それは表面的な物事を取り去って、事の真相を見極める意味や自分が本当に理解し真実を掴んでいるものと、そうでないもの、或いは未だ理解できていないことを明らかにする態度を指すように思われます。また、その原因を掴む為、丁度、地下深く湧き水の水脈を突き詰めるような作業を意味するものでもあるでしょう。

こうした作業は、労多くしてその成果は直ぐには現われないものですが、この突き詰める作業が無いと、表面的な理解で終わってしまいます。アダムスキー氏は各自が本来抱えている真珠(珠玉)を掴み取るには、表層から内部を忍耐強く探究しなさいと述べているのです。

また、そうする段階に達した者は、はるか上空から私達の想念レベルを探査している宇宙兄妹達から支援も受けられると明言しているのです。生命の科学を真に学ぶ者に次の世代を担ってもらう必要があるからです。これについてはかつてアダムスキー氏自身にもそうした一大転機が起ったことを、紹介したことがあります(下記参照)。皆様各自にそのような幸運が訪れることを願うものです。



「(略)やがて成年に達したアダムスキーは家を離れ、さまざまな職業についたと言われる。多くの人に会う中で、人々の持つ悩みや問題について学んだ。結局、彼は塗装業を営むことになり、生活も豊かになったという。しかし、彼には満たされないものがあった。もとより、人前で話すことは苦手であった彼は、後生も決して上手な英語を話したとは言えないとされている。幼い頃、両親がポーランド語を話し、年少時に通常の学校で学ぶことがなかったためでもある。40歳を過ぎた頃、そういう彼に、ついに転機が訪れた。夢の中にイエスが現われ、彼にこう言ったとされる。"I've done all this for you. Now what are you going to do for me?"(「私はあなたにこれまでしてあげた。さあ、あなたは私に何をしてくれるのか。」)さあ、あなたは私に何をしてくれるのか。」)彼は魂を揺り動かされた。以来、彼は生活の全てを自らが担った使命に捧げたのであった。その陰で妻メリーは、彼にかわって働き続け、こうした中で彼をよく支えた。今日でもそうであるように、講演活動で一家を支えることはできようはずもなかったのである。(略)」。「ロイヤル・オーダー」(たま出版、昭和59年発行)「監修者のことば」より。


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