435 In lesson two we explained the mind and its component parts. So see to it that your mind is not purely occupied with outside perceptions. And demand that your mind takes equal interest in being aware of the component parts of your body and its purpose. Ever aware of the marvel of its working and that of all other forms.
435 第2課では私達は心とその構成要素群について説明しました。ですから貴方の心が外部の知覚によって純真に占められているのではないことに気を付けることです。そして貴方の心に貴方の肉体と構成要素群とその目的について等しく感心を持つことを要求することです。常にその肉体や他の全ての形有るものの驚くべき働きについて気付かなければなりません。
【解説】
第2課では私達の心は視覚、聴覚、味覚、嗅覚の4つの感覚器官から構成されていると解説されました。実はこの4つの感覚器官は本来、知覚した情報を肉体本体にありのままを伝達するいわばセンサーなのですが、長年、本人が感覚器官に依存して来たために、今日では感覚器官自体が判断し、肉体の主人公の行動をも左右する程の存在になっています。その結果、綺麗に映る存在や好まれ、嫌な臭いを感ずるものは遠ざけられがちです。
これらはまた本項で言うように外界の知覚に専念しているとは言えない状況です。いわば外界とは一線を置いて、各々の感覚器官が各々自分の領域を確立し、その中で勝手な意見を醸造し、外界を批判あるいは礼讃する状況となっています。
これに対し、本項では自らの肉体各部の働きとその目的の両方を同時に見るように求めています。結果と因を同時に見ることで理解は飛躍的に高まるからです。日常、私自身を事実上支配している心の本質を各自が見極める中で、第2課で書かれている内容が掴めるよう心掛けたいものです。
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