ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課 段落434 [2009-02-05]

434 The first lesson dealt with the analysis of life and the awareness of cause and the importance of being aware of cause and effects at the same time. So continue to increase your awareness whether by mental observation or conscious impressions.

434 最初の課では生命の分析や因を知覚すること、更には因と諸結果を同時に気付くことの重要性について取扱いました。ですから、心による観察によってであれ、意識の印象によってであれ、貴方の知覚力を引き続き増強させることが必要です。





【解説】

この生命の科学講座の中で、第1課が最も重要だと明言されています(014)。講座を進めるにつれ、学習者には自ずと印象類の感受性が高まるのですが、講座のそもそもの始まりに、そのような能力開発という目的を掲げていないところを注目して欲しいと思っています。そういう意味では他人より能力を高める目的で、この講座を学ぶべきではありません。私達が本来、創造された目的、生きる目的を遅まきながら学ぶという、謙虚な姿勢が大切だと考えています。

その第1課で繰り返し丁寧に述べられているのは、通常、私達は自分自身を含めて身の回りの世界を物質的なものと見なしていますが、実際にはそれは結果でしかなく、各結果(現象)を支えている因についても気付くことの大切さです。

この点については、私達東洋人にとっては古来から万物に神が宿るとする信仰がありますので、比較的受け入れ易いテーマかと思いますが、実際には個々の生活では結果世界に左右される毎日が続いている訳です。

目に見えない存在である意識がどのように現象世界を支えているかは、各自が日頃から意識に関連して自然の活動や自身の肉体の反応等をよく観察することで、少しずつ理解を高めることが出来る筈です。その為にも先ずは観察が大事で、因と結果が調和して存在していることに気付くことが出来るよう、関心を保つことが重要となります。


第12課 段落433 [2009-02-04] <<  |  >> 第12課 段落435 [2009-02-06]