ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第11課 段落426 [2009-01-26]

426 This is no different than if you were to go back to the day of your birth, entrancing your mind or interesting it with your growth to the present day. Your consciousness would bring to mind the various stages of your development and experiences through which you have gone. And with this would come the many changes of facial expressions. And this is what happened to Jesus at that time for he was having the experience of realization while the disciples were just observing.

426 これは貴方が自分の今日までの成長に対して自分の心を忘我にするか、関心を持たせることによって自分の誕生の日に戻る場合と違いはありません。貴方の意識は様々な貴方の発達段階や貴方が乗り越えた体験類を心にもたらすでしょう。そしてこれと共に多くの表情の変化が生じるのです。そしてこのことがその時、イエスに起りました。彼は弟子達がただ見守る間、その具現化体験をしていたのです。



【解説】

よく「表情」と言われるように人の顔はその内面を実によく表わす表現者です。本人が喜んでいるか、悲しんでいるか、怒りを覚えているか等、自然に表情として顔が表現する訳です。また、長年の本人の精神状態はその顔つき(表情が固定化したもの)も変化させるものです。

私達は一生の中で様々な体験をし、その体験から多くを学びます。それらの中には苦しいながらもその結果、会得した真理もあるでしょう。そうした中、少しずつであっても私達は前進して行く訳ですから、過去よりは現在の自分は進歩している筈です。そういう意味でも過去を振り返るばかりでは意味はありません。本項に述べられている意味は、宇宙の意識には各自に対応して確固たる記憶が残されており、各自がその気になれば、いつでもその記憶を復元させ、その時の本人の姿を再現出来るということです。

いつでも必要な時に過去を参照できるということは、記憶についても甦られることが出来ることを意味します。自分が体験したことが決して無駄にならないということも重要です。各自が地球でこの生涯を終えた後も自分の履歴としてその体験を引き継ぐことが出来るとことを覚えて置きたいものです。


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