ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第11課 段落406 [2008-12-04]

406 Here I have given you just some of the high spots and not in detail form as you might expect but you can get the details if you succeed in going there consciously. And as I have been taken there physically by space craft I will know if your impressions are correct. And this will indicate how well you are able to travel consciously.

406 ここでは私は貴方に最も重要な部分だけをお話しており、貴方が期待するような詳細には触れておりませんが、貴方はそこに意識的に行くことに成功すればその詳細を得ることが出来ます。また、私はそこには肉体のままで連れて行かれた為、私は貴方の受けた印象類が正しいかどうかが分かるでしょう。そしてこのことは貴方が如何に上手に意識による旅行を出来るようになっているかを示すことでしょう。





【解説】

第11課では意識を用いた宇宙旅行について、私達は学んでいます。この意識を使って遠隔地を見聞する具体的な方法、心の制御方法等の技能的な内容は本課では説明されておりません。それらはあくまで本人が自身の心を訓練し、宇宙の意識から示される具体的な助言に耳を傾けることで少しづつ身に付けるべき事柄だということです。

しかし、人が死に向かう時、この活動はより顕著になるようです。昨年亡くなった私の母から、昔聞いた話があります。母には将来を嘱望されていた優しい兄がいたのですが、その兄が学校を卒業し会社勤めを始めた頃、肺に病を得て急死してしまいます。戦前のことです。その兄が死に近付いた頃、ふと目覚めた兄が枕元で見守る妹に、「きれいな花園があったよ」としみじみ述べたといいます。その兄の死後、半世紀以上も経っていたにも拘わらず、その時のことを母は明瞭に覚えていました。

数年前に流行した「涙そうそう」という歌があります。歌詞からお分かりのように、宵の明星「金星」に亡くなった兄が生まれ変わって行ったと信じて、残された妹がその兄の住む星を毎日、見上げながら生きて行くという内容です。地球で生きて行くのは大変なことですが、それでも星々に思いを馳せ、宇宙に自分の意識を広げようとすることは、大変意義深いことだと言えるでしょう。


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