ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第11課 段落404 [2008-12-02]

404 And now when we associate with the people a strange thing happens. It seems that everyone is a part of our own being for they seem to see through us and know how we feel and what we are thinking. And we wonder if we are worthy to be here and what they may think about us. But this comes from the habitual mind reaction and soon we feel at ease for we sense that they understand and are accepting us as brothers and sisters and not as strangers. You cannot detect even a trace of jealousy, envy or judgment in them. And when invited to their homes we notice that they share all things equally. This is particularly noticeable among the women for they respect each individual with the same feeling that a mother has for her child. And this is a higher respect than sisters have for each other and their relationship to all is based on the need of the other. The men in turn respect the women with the same feeling that we have on this earth for a Madonna as they are the mothers of men. And the women respect the men equally as high and honor them as the expression of Cosmic Principle-the masculine part of consciousness. And both men and women recognize the consciousness within each form as Cosmic Divinity.

404 そして私達がその人々と交流するや否や、不思議なことが起ります。彼らが私達の内側を見通し、私達がどのように感じ、また何を考えているかを知っているように思えることから、誰もが私達自身の一部のように思えるのです。そして私達は自分達がここに相応しいのか、また彼らが私達をどのように考えているか、疑問に思うものです。しかし、これは習慣的な心の反応から来るものであり、すぐに私達は安らぎを感じます。何故なら私達は彼らは私達を理解し、私達を兄弟姉妹として受け入れており、よそ者とはしていないことを感じ取るからです。貴方は彼らの中に嫉妬や妬みあるいは批判の痕跡も見つけることはできません。そして、彼らの家に招かれる時、私達は彼らが全てのものを等しく分かち合うことに気付きます。これは女性間において特に顕著です。何故なら彼女達は母親が自分の子供に対するのと同じ感じで各個人を尊重しているからです。そしてこれは姉妹が互いを尊重すること以上に高い尊敬の念であり、彼女達の全体への関係は他の者の必要性に基づいています。代わって男性は女性達をこの地球で私達が聖母マリアに抱くのと同じ感じを持って尊敬します。彼女達は男性達の母であるからです。そして女性達は男性達を意識の男性部分である宇宙原理の表現者として等しく、高く尊敬し敬意を払います。そして男性も女性も各自の身体の内側に宇宙の神性としての意識の存在を認めているのです。





【解説】

本項では実際の土星の社会の一端について紹介しています。一度印象類への感受性が固まれば、自分のことばかりでなく、相手のことも相手が何を考えているか等々について良く分かることになります。惑星全体がそのような人々で満たされているとすれば、人々は必然的に良い人間にならざるを得ないことが分かります。これは感応力が低い状態に留まっている地球と比較し、皮肉なことでもあります。

このような星はまさに「仏国土」であり、仏典を引くまでもなく、宇宙に数多く存在するという訳で、「天国」とは良く言ったものだと思います。私達の星についても最終的にそのようなレベルまで上昇させるにはどうしたら良いでしょうか。それは各自がそのような仏国土にあこがれるだけでは十分ではありません。例え本課のような学習者が地球を去ってもその歩みと経験が後世に伝わる仕組みを創らなければならないように感じています。

かつてアダムスキー氏の周囲には数多くの協力者がおりましたが、アダムスキー氏死後、年月が経過するにつれ、それらの人々も亡くなる方が増えている状況です。また状況は日本でも類似しています。少しでも何か学んだエッセンスを残すことを目指して、この仕事を進めているつもりです。


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