ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第11課 段落403 [2008-12-01]

403 These are the first impressions that consciousness give to the mind. It is all so beautiful that the mind has a tendency to question if it is real, yet it knows that it is walking on solid ground.

403 これらは意識が心に与える最初の印象類です。それは皆、あまりに美しいので心はそれが現実であるか疑う傾向がありますが、それでも心は堅固な地面を歩いていることは知っているのです。





【解説】

前項(402)に引き続き、宇宙意識に心が同調した際に心がどのように遠隔地の状況を見聞することになるかの事例を取扱っています。いわゆる「遠隔透視」とされて来た現象ですが、本文から当人にとってはその体験は肉体による場合と全く同様に極めて具体的なものであることが分かります。

ここに記されている体験は、通常の見地からは常識を超えた超常現象とされることでしょうが、生命の科学の探究を進めれば、自ずと辿り着く境地ということになります。私達の肉体や心をテレビ受像機に例えれば、映像信号がテレビ受像機に入り込まなければ、テレビ自体がどのような画像再生力を有していたとしても、遠隔地の映像を映し出すことは出来ません。

各自のアンテナを宇宙意識に向けて、もたらされる印象に聞き耳を立て、素直にその信号電波を体内の受像機に導き入れ、その指示通りに全身全霊をそれらの印象類に同調させることで、美しい映像を自らの内から映し出すことが出来ます。また映し出された映像をテレビ受像機自身が観ることによってその遠隔地の情報を知るとともに、電波(意識)とテレビ受像機(自身)の価値と両者の一体化の持つ意義を理解することになるのです。


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