ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第11課 段落402 [2008-11-28]

402 As an experiment let us go to Saturn. We are now on a solid body very little different from the earth except in circumference, for it is about seven times larger than our planet. The first thing that our mind it attracted to is the slightly different sky than we have known on earth. It is more opalescent than blue due to the rings of Saturn that reflect into the sky. It is almost breath taking in beauty and makes one feel he must be in God's presence. As many of the buildings are white they reflect the same opalescence from the sky, and the snow covered mountains do the same. In certain sections of the planet there are large glaciers and they reflect this coloring intensely as a mirror would. The frequencies of the colors seem to penetrate your being and you feel that you are a different individual than you have known yourself to be. You become consciously aware of that which you see and feel that you are in the Creator's household - the heaven for which you have been searching.

402 一つの実験として土星に行って見ましょう。私達は辺りの環境は別として地球とは私達の地球より7倍も大きい為にほんのわずか違いがある固体天体の上に居ます。私達の心を引き付ける最初の事柄はそれが地球で熟知して来たのとはわずかに異なった空です。それは大空の中に反射する土星の輪(訳注:複数)に起因して青色よりも、もっと乳白色をしています。それはあまりの美しさで息も止まる程であり、人をして自分が神の御前に居るに違いないと思わせます。多くの建物は白色である為、それら建物は空からの同じ乳白色を反射しますし、雪を被った山々も同じように乳白色を呈します。土星のある地域では大きな氷河があり、それらは鏡のようにこの色彩を強烈に反射しています。その色彩の波長は貴方の存在を貫くかのように見えますし、貴方は自分自身がこれまで思って来たとは異なる個人であると感じます。貴方は貴方が見るものを意識的に知覚するようになり、貴方がこれまで探して来た天国、即ち創造主の家族の中にいることを感じるようになります。





【解説】

本項は著者アダムスキー氏が(1962年3月27日〜30日に)自ら訪問したことのある土星について、私達読者に紹介しながら、宇宙意識に同調すれば、私達も同様なことを見聞できることを示したものです。なお、土星旅行記については、久保田さんのGASite(http://www.gasite/library/dosei/index.html)にも公表されています。

地球に比べて遥かに進化したこれら惑星においては、その自然も本来の輝きを増すということでしょう。そういう意味では私達の地球でも様々な問題を抱えながらも少しずつ進化の道を歩んでいるように思います。例えば環境面ですが、日本に於いてはかつては工業化は文明の証であり、歓迎されて来ました。しかし、その後の公害問題の発生を受け、次第に環境への負荷が少ない方式への進化して来ました。何よりも、川や海、湖の汚染程度が改善して来たことが、その進歩を表わしています。また、緑についても古い写真と比べると格段に周囲に緑が増えていることが分かります。

しかし、地球全体を見れば、むしろ汚染や問題の規模は広がっており、温暖化の問題をはじめとして地球規模での気候変動をもたらすようになっています。

これら遠隔地における状況を体感できるのも、この方法のメリットと言うことが出来ます。これにより異ながらにして各地の状況を感知する能力を少しでも高めることが出来れば、各自の日常生活にも役立つことは間違えありません。古くから野生動物が自然の異変の発生を事前にキャッチして安全な場所に避難する話がありますが、彼らこそ、こうした時空を越えた感知能力を生活に生かしているのです。


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