ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第11課 段落396 [2008-11-19]

396 Our physical sight is like a window pane through which consciousness sees as spoken of in an earlier lesson, so we will proceed with conscious seeing.

396 私達の肉体の視覚は以前の教課で述べたように、意識がそれを通じて見る窓ガラスのようなものでありますので、私達は意識的に見ることに話を進めましょう。





【解説】

「目は心の窓」というような表現をかつて聞いたことがあります。目が輝いている人、目が濁っている人等、その人の内面の状況を率直に表わすのも目であります。ここで更に進んで、目は外界と接する窓ガラスのようなものだと本講座では指摘しているのです。

もちろん、その窓ガラスが曇っていたり、汚れていては外界からの真の姿を家の中の者に見せることはできません。また、窓自体は外界の景色そのままを映せば良く、そこに事前の判断や好き嫌いを織り込むべきではありません。目はそのような判断を加えずにありのままを家の中の主人公に伝えることが重要なのです。

一方、私達の身体の奥に、家の主人公である意識が居ると本文では表現されています。私達の日常生活は外界の景色も次々に変化することもあって、それら窓ガラスの反応だけに終わってしまいがちです。内なる意識の存在をおろそかにしてはならないことに気付かなければなりません。


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