ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第10課 段落381 [2008-10-28]

381 There are not too many people who know the difference between that which is real and the copy. Inventors and artists use this method, and that is how some new inventions that man's imagination thought impossible have come about, for the real is always possible.

381 どちらが本物でどちらが複製物であるかの違いを知る人は多くはありません。発明家や芸術家はこの方法を用いており、それが人間の空想が不可能だと思って来たような新しい発明品が生まれることの次第です。何故なら真実なるものは常に可能なものだからです。





【解説】

心にやって来る印象の内、どれが意識本体から来る真実なもので、どれが自らの心が真似て作り出した複製品かを見分けなければなりません。当然、そこには少なくもそのかすかな違いを嗅ぎ分ける鋭敏さが我々になければならないのです。

品物の真贋を見分け、その値打ちを示す鑑定人は常日頃から本物を良く学び、機会を捉えて本物に親しんでいるものと思われます。そういう意味で言えば、意識からやって来る印象を見分ける為に、まず自らその根源である意識に普段から関心を持ち、その働きや自分とのつながりについて学ぶことが大切です。また宇宙や惑星上の自然の諸活動の紛れも無い真実さを実感し、意識への信頼を高めることも必要です。

こうした信頼(信仰)を通じて、意識本来が持つ感じを掴められるようになれば、心にやって来る印象の内、どれが本物でどれが心による複製品かが分かるようになるものと思われます。


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