ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第09課 段落361 [2008-09-26]

361 Remember that each one of us is but a single cell in Cosmic Consciousness and once we become united with this consciousness there will be no limits to the knowledge that we can have. This is what the Brothers are striving for and they are well on the way. They too had to struggle to get started and we have hardly started. But with determination, and using the knowledge they have given to us in the recent years we have the opportunity to travel right behind them. It is up to the individual, what he wants and how well he will use the knowledge at hand.

361 私達一人ひとりは宇宙意識の中の一つの細胞に過ぎず、ひとたび私達がこの意識と一体になれば、私達が持つ知識に限りはないことを覚えていて下さい。これは宇宙兄弟達が努力して目指して来たことであり、彼らはその道筋をしっかり歩んでいます。彼らもまた、始動には苦闘も必要でしたが、一方の私達は開始すらしていません。しかし、心を決め、彼らが近年私達に授けてくれたこの知識を用いることで、私達には彼らの後について正しい旅をする機会が出来ました。自分が何を望み、如何に手元にあるその知識を用いるかは、個人に委ねられています。





【解説】

多くの哲学、宗教には共通する要素があるように思います。個我の横暴を戒め、人間を超えた全能の英知の存在を尊ぶということです。心を落ち着かせ、全能の英知に関心を寄せる為、仏教における座禅や沈想、キリスト教における祈りもその一例です。確かに各宗教は歴代指導者の著作もあり、学ぶ教材も多いのですが、何分、教祖の時代から年月が経ち過ぎており、その間の解釈が加わって、今日ではそれらの中から本質を掴むのが難しくなっています。

しかし、この生命の科学は実際に宇宙兄弟達が応用し、生活に取り入れている内容を盛り込んでいるとされています。宇宙兄弟達から与えられた直接の教材、テキストとして改めて味わう必要があります。特にその内容が優れているのは、目には見えませんが、想念レベルの活動が直接、肉体細胞に作用すること、細胞群の中にエゴに従う細胞群が増殖してしまうこと、また一方では前節(360)に記されているように、心が改善されるにつれ、体内で化学変化が起きる等、科学的な解説が加えられていることです。私達がこの講座から多くの事柄を学び取って欲しいというのが宇宙兄弟達の願いでもあるのです。


第09課 段落360 [2008-09-25] <<  |  >> 第09課 段落362 [2008-09-29]