ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第09課 段落362 [2008-09-29]

362 There is nothing in the Cosmos that we cannot be a part of or know something about.

362 宇宙には私達がその一部になれないものや、それについて知ることが出来ないものは何もありません。





【解説】

「分かりあえる」「相手の気持が分かる」等、いわゆる「一体感」は意識レベルの融合が前提となります。前項(361)を受けて、「宇宙意識」に融合出来れば、あらゆるものと一体化することが出来、際限の無い知識が湧き上がって来るとしています。

私達が通常、「心を許している」親しい者には、相手が遠く離れた場所に居ても、相手の状況を感じることが出来るでしょうし、何気ない日常行動もタイムリーであったりすることはよくあるものです。これらは時にテレパシーと呼ばれるものですが、「生命の科学」学習コースでは第9課の終わりになってから、この種の記載がされるようになっています。私なりの解釈としては、いはゆる各自の能力開発分やはややもすると技術・技能面に力点が置かれ易く、表面上の能力獲得に目が行き易い為、十分、心と意識、肉体と心と意識の関係を学んだシリーズ後半になって訓練するよう配慮されたものと考えています。

誰でもこのような能力を身に付けたいと思うでしょうが、同時に自分の精神レベルを高めなければかえって不愉快な経験が増えるだけです。自らの包容力を高めなければ他人の欠点、社会の問題だけがいわば自分に同調する形で反映すると思うからです。清濁併せて、ありのままを先ずは受け入れることからスタートする訳で、それを受け入れられる包容力が先ずは必要であるように思われます。


第09課 段落361 [2008-09-26] <<  |  >> 第09課 段落363 [2008-09-30]