ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第09課 段落351 [2008-09-05]

351 If the sense mind pays close attention without self opinions it can differentiate between the two. For one will have a personal tinge to it, while the other remains cosmic, like the shades between the riley water and the clear water. And the sense mind with its free will can choose one or the other. The astronauts will have to learn this in order to differentiate between the wishful thinking of the sense mind and cosmic reality.

351 もし感覚心が利己的な意見を持たず注意深い配慮を払えば、その二つを識別することが出来ます。何故なら丁度濁り水と清水との間に陰影が違うように、一方には個人的な色合いがあるでしょうが、他方は宇宙的なままであるからです。そして感覚心は自由意志を持つ為、そのどちらか一方を選ぶことが出来ます。宇宙飛行士達は感覚心の希望的考えと宇宙的現実とを識別する為、このことを学ぶ必要があるでしょう。





【解説】

宇宙飛行士の神秘体験については、日本でも立花隆氏の著書「宇宙からの帰還」が有名ですが、ジム・アーウィン(James B. Irwin)やエドガー・ミッチェル((Edgar D. Mitchell)等、後に宗教分野に目覚めた宇宙飛行士が多いというのは有名な話です。(ちなみに、ジム・アーウィン氏については、日本における初期の頃からのアダムスキー研究家である根岸邦明氏が「月に別世界の宇宙船がいた!−宇宙飛行士ジム・アーウィンの証言」(朋興社)を出版しています。)

実際に宇宙空間に出ると、人は地上にいる時よりもはるかに強い想念を感受できるのかも知れません。これまでは、この原因として、暗黒の中に美しく輝く地球の姿を見て感動したことや人類が生息する惑星全体が宇宙空間では手に取るように実感できるという体験が影響しているとされて来ました。しかし本文によれば、むしろ宇宙空間に生息する細胞群の諸活動に、その背景があることが分かります。

宇宙空間におけるこれら宇宙的細胞についての形態については本文では述べられておりませんが、それらの発する想念は地上よりも遥かに強くまた高密度でやって来るのだと思います。その中で、宇宙飛行士達は自分の感覚心が発するものと宇宙の源泉から送られて来るものをしっかり識別しなければ、かえって混乱することになりかねないと言っているのです。いずれにせよ、宇宙空間に出るということは、精神面についても大きな変革を受けることは間違いありません。


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