ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第09課 段落348 [2008-09-02]

348 We can use this illustration; A man on a tall building can observe all that is taking place below him. He sees the confusion but is not affected by it nor does he become a part of it. This is what you can do when you observe the actions of sense minds through your consciousness.

348 このような例を用いることが出来ます。高い建物の上にいる者は下で起っていることの全てを観察することが出来ます。彼は混乱を見ますが、それに影響を受けたり、その一部になることはありません。これが感覚心の行動を貴方の意識を通じて観察する際、貴方がなし得る内容です。





【解説】

感覚心に振り回されないようにする為には、自ら自分の感覚心を観察することが必要です。アダムスキー氏は多くの著作の中で、”想念観察”について述べていることは周知の通りです。

とかく右往左往しがちな自分を切り離して、客観的に眺めることによって、その本質が見えて来るということです。しかし、一方では、観察だけで、行動を伴わければ、”体験”として残らないことも確かです。まさに”観察”が”善悪の裁き”になっても困ります。ここでは、横暴な感覚心が騒ぎ出した時、あるいは恐怖を抱いて混乱し始めた時、自分自身に対する全責任を負う当事者としては、それらの混乱に巻き込まれることなく、高みにあって、その印象の出所や作用について冷静に観察し、影響を受けないようにせよと言っているのです。


第09課 段落347 [2008-09-01] <<  |  >> 第09課 段落349 [2008-09-03]