ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第09課 段落347 [2008-09-01]

347 We are told that Jesus went to a prison and talked to the prisoners. But he was not affected by the environment or impressions that came from the prisoners.

347 イエスは牢獄に行き、囚人達に話をしたとされています。しかし、彼はその環境や囚人達から来る印象類に影響を受けませんでした。





【解説】

ここでさり気なくイエスが牢屋に行って、囚人達に会った時の話として例に挙げられていますが、実は、これはイエスが捕われて遂には十字架につけられることになる状況での話と考えるべきだと思っています。

この場合、古代イスラエルの牢屋は暗く、劣悪な環境であったことは容易に想像できますし、囚人達は荒んだ心にあったに違いありません。またイエスご自身もこれからご自身の肉体に加えられる苦難を十分、ご存知であった筈です。

しかし、本文ではそのようなことに一切触れず、牢屋にあっても何ら周囲の影響を受けなかったと述べられています。これら地上の誤り、劣った環境から一切の影響を受けず、淡々と人間達の下す判決を待つと同時に、哀れみのまなざしを囚人達に注いでおられたのだと思います。宇宙的細胞、宇宙意識に完全に同化同期した者には恐怖は無力になるということです。


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