ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第09課 段落342 [2008-08-21]

342 Once this is accomplished freedom will be known. For then the individual can travel the Cosmos, using his body for the transmission of knowledge to those who have not yet learned to travel in this way. This is comparable to our radio, television and wireless that serves mankind today. For the sense mind acts as a receiver and transmitter of knowledge. This is true psychic development, but this phase of what is called (psychic) has never been understood until now.

342 一旦、これが成し遂げられると自由というものが自覚されるでしょう。何故なら、各自は自分の体を使いながら、そのような方法で旅することを学んでいない人達に知識を伝達する為、宇宙を旅することが出来るようになるからです。これは今日、人類に役立っている私達のラジオやテレビ、無線通信に例えることが出来ます。何故なら感覚心は知識の受信器や送信器として働くからです。これが真の心霊的発達なのですが、(心霊)と呼ばれるもののこの段階はこれまで全く理解されて来ませんでした。





【解説】

私達の体内に存在する肉欲的細胞が同じく体内にある宇宙的細胞の助けを受けて、細胞本来の姿に化学変化する時、私達は完全なる自由に開放されると言っています。その状態は感覚心が宇宙根源からの印象を自由に受信し、距離に関わり無くありありと状況を知覚できるということでしょう。

今日では、家庭からインターネットを使って地球の反対側の街の状況を知る等、本人が望む通りに膨大な知識の中を行き来して関心のある知見を得ることが出来るようになりました。それと同時に、感覚心も宇宙的な素質を備えるようになると自由に知識の海を遊覧することが出来るということでしょう。もともと「宇宙的細胞」と表現されている背景には、これら身体の根幹細胞群は化学物質による身体内での意思疎通の他にテレパシックな能力も備わっているということだと思われます。

私達が自分自身の心を観察し、適切に更正する中で、身体の問題細胞は正常なものに姿を変え、また宇宙を流れる印象類に対する感受性、更には印象類の発信能力も徐々に高まるということになります。


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