ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第09課 段落333 [2008-08-06]

333 The lesser workers that form the cells are equal in cosmic principle and are obedient to the direction of the unit instructors. So when the sense mind lends itself to a cosmic impression it is easier for it to receive from the molecules or lesser workers. A scholar of the mysteries not knowing this accepts the impressions as coming from dead entities, for each cell is an entity in its own right. And when impressions are received from master units they are classified as coming from a high, spiritually evolved entity as stated before.

333 細胞群を形作る下位の働き手達は宇宙的原理において平等であり、マスターユニットの教官達に従順です。ですから、感覚心も宇宙的印象に身を委ねるなら、これら分子即ち、下位の働き手達からそれらを受け取ることは容易なのです。神秘学の学者はこのことを知らずに、その印象を死者から来るものと認めて来ました。何故なら個々の細胞はそれ自身の権利を有する存在物であるからです。そしてマスターユニットから印象を受け取った時には、以前述べたようにそれらは高位な、霊的にも進化した存在から来るものとして分類されて来ました。





【解説】

誰でも一度は顕微鏡下の細胞分裂の様子を見た事があると思います。それぞれの細胞の中で様々な微粒子が振動しながら動き回り、驚く程の速さで細胞が分裂増殖して生きます。これら一心不乱に働く者達が本項で言う「細胞を形作る下位の働き手達」です。一見、人間の目には何事もないように思えても、ミクロの世界ではこのような活発な活動が行われています。

その活動の様子は、確かにミツバチの巣箱の中の働き蜂に似ています。女王蜂を中心に巣箱の中の幼虫の世話をする働き蜂の生きる姿は「奉仕」以外の何物でもありません。あらゆる生き物が、このような構成員によって造り上げられているということです。

また、本文では、これら人体の働き手やその上位に位置するマスターユニットとは、基本的には共通する部分が多く、感覚心も十分、それらと意思の交流を図れることが示されています。従来の心霊現象の多くは、これら身体内部の微小な存在から感覚心が得た印象の類いであると本文は言っています。


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