ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第09課 段落332 [2008-08-05]

332 The master units are cosmic cells that direct all cosmic activity within the body of every form. They could be called, if we were to name them, The Supreme Intelligence, or Father of all creation.

332 このマスターユニット達はあらゆる形あるものの身体の中で全ての宇宙的活動を指令する宇宙的細胞達です。彼らはもし私達が名付けるとしたら、至上なる英知、あるいは全創造物の御父と呼びたいような者達です。





【解説】

身体の中は只、60兆個の細胞が各々勝手な存在としてあるのではありません。私達が知っているように、骨や筋、筋肉といった体格を形成する部位から、血管その他の循環系や消化器系、それらをとりまとめる神経系等々、様々な特色ある機能集団に分化しています。おそらくはそれらの要所毎にこのマスターセルユニットなる一団がいるものと思われます。いわゆるヨガのチャクラや針灸のヅボに近いものでしょう。

これらの中枢の一団が受け持ち部位の成長や恒常保全の全てをコントロールしていると言っています。その宇宙的細胞という語感は、その英知が大宇宙につながっていることを示唆しており、これら体内にある各センターが所管する部位の安定に向けて絶えず下位の細胞群に指令を出す一方、全体としての人体の調和を保っています。その指示内容やその手段の詳細は不明ですが、少なくてもこれらのマスターセルユニットには高度な知性が宿っていることに間違いはありません。自身の中にあるこれら英知の存在を認め、それらに近付くことから、全てが始まると言ってよいでしょう。

瞑想や座禅とは行の中で各自は他でもない、自分自身の中からこれらの声をひたすら聞こうとしているということです。


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