ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第09課 段落334 [2008-08-07]

334 There are cells in the human make up that work in opposition to the cosmic principle. They are habit cells created by the sense mind that are trying to govern themselves by methods of their own.

334 人体の構成の中には宇宙原理に反して働く細胞達が居ます。彼らは自分達自身の方法でそれらを支配しようとしている感覚心によって造り出された細胞達です。





【解説】

一方で人体には宇宙原理に反して働く細胞、習慣細胞が存在していると警告しています。私達には習慣性という大きな課題があります。習慣(惰性)に対する概念が新鮮さです。いつも思うのですが、自然の中に生きる生き物達は実にキビキビした動作、絶えず警戒を忘れない生活を送っています。もちろん、この中には少しの油断が自らを他者の食料に捧げることにもなる訳です。

一方、人間の場合、成人して生活が安定して来ると、次第に新しい事柄への取組意欲が薄れて来ます。反対に強まるのが習慣性です。喫煙や飲酒、あるいは娯楽やゲームの類いはそれに該当します。これらは当初、本人の感覚を楽しませますが、遂には麻痺させて新しい思考を抑制します。実はそうした習慣性問題の背景には感覚心に従属する細胞が体内にあって増殖していることに原因があると、本文は指摘しているのです。

それらの場所としては、各々の感覚器官の近くにあるものと思われます。こうした習慣細胞群が各感覚器官の刺激に反応し、身体全体の行動を指図しようとしているのです。これら反抗分子に対しどのように対処すべきか、各自の戦いは自分の中にその手強い相手が居るということです。


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