ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第09課 段落331 [2008-08-04]

331 As near as we can tell, each cosmic cell has a master unit with smaller molecules about it. The early scholars not knowing this, contacting this master cell unit, assumed that the information was coming from a highly developed spiritual guide. But in reality they were getting the impressions from within themselves. As the human body is made of billions of cells, there are billions of master cell units within its structure. And trillions of lesser molecules like a Queen bee with hundreds of workers.

331 出来る限り現実に近いように説明すると、各々の宇宙的細胞には周辺に小さい分子を備えた一つのマスターユニット(訳注:元細胞の1団)があると言うことができます。初期の学者達はこのことを知らないまま、このマスターセルの1団に接触し、情報が高度に発達した霊的ガイドからもたらされたものと考えていました。しかし、現実には彼らは彼ら自身の中から印象類を得ていたのです。人体は何十億もの細胞から成り立っていますので、その構造体には何十億ものマスターセルがあります。そして、女王蜂が何百もの働き蜂といるように、それは何兆もの下位の分子達とともにいます。





【解説】

この第9課では、具体的な人体内部の細胞レベルの構成が解説されています。

ここでの注目点は各宇宙的細胞には各々に対応した「master cell unit」(マスターセルの1団)についての記述です。このような「master cell」という表現は従来は馴染みの無い言葉でしたが、最近では移植医療等の研究分野では増殖の「元細胞」、つまりは増殖させる細胞の元となる細胞と言う意味で使われています。

本項では、具体的な場所についての記述はありませんが、人体の細胞の増殖を制御する中枢の機能を有する細胞ということだと思われます。この重要な元細胞が何処にあるのかは、いずれ明かされることかと思いますが、とりあえずはそのような中枢箇所が人体にあるということです。これら中枢箇所とどのように接触するか、自分の身体ながら、心の感度を高めることは容易ではないようです。


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