ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第09課 段落330 [2008-08-01]

330 This particular phase has produced the mysteries of the world before this became known as it is today. The mystic groups do not know what takes place when the sense mind connects with the cell intelligence, so they have classified what they receive as coming from the dead.

330 この特定の状態は、今日のようにこのことが知られる前は神秘の世界を造り出していました。神秘主義的な集団は感覚心が細胞の知性と繋がる時に何が起っているかを分からない為、彼らは死者からやって来るかのように分類して来たのです。





【解説】

未だ私には感覚心が本項で述べられているような、あたかも何者かと話しをするような、いわゆる神秘体験を持ったことはありませんでの、本項で言う状況がどのようなものかは分かりません。しかし、多くの霊能者が相談者の守護霊等を透視するという話には、多分にここで言う肉体細胞との会話に原因があるのではと思われます。

もちろん、細胞の知性と交流を持てることは素晴らしいことで、その正しい応用を通じて、私達は成長することが出来ます。しかし、直ちに理解できない現象を、「神秘」として棚上げしていてはいけないとも、本文は示唆しています。心が理解できないことは恐れられがちですが、その真実の姿を自ら究明する姿勢も大切です。調和を保ちながら、科学の目で身の回りの一見不可思議な現象の原因を探ることが重要です。また、それにも増して全自然に対し、受け入れる心の拡がりを推し進めることです。これら自らの為に存在し続ける無数の導師(細胞)への尊敬も同様です。


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