ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第08課 段落325 [2008-07-25]

325 May I suggest a scientific experiment which is just as good as any that one may practice. In the June 12, 1964, issue of Life Magazine is an article dealing with color frequency recognized by scientists. It is good for it deals with two phases of development that are quite essential for one's growth. And they are feeling and memory. The experiment is conducted by placing the first three fingers on the different colors while blind-folded. And one is to detect the vibration or frequency eminating from the color, thus being able to name the color. This helps to develop the feeling or touch sensitivity. For frequency or vibration is nothing but a feeling that imposes itself upon the sense mind. One should be very careful about this and once you are able to get the color right endeavor to remember the feeling you get from each color. This will develop a certainty that will stay with you and serve in many fields. And don't forget that a feeling or vibration is actually consciousness alerting the senses.

325 ここで練習するのに丁度良い一つの科学実験をご提案したいと思います。1964年6月12日号の雑誌Lifeに科学者によって存在を認められた色周波数を取扱う記事が出ました。それは人の成長にとって全く不可欠な二つの発達段階を取扱っており、良いものです。なお、その二つとは感じ(訳注:フィーリング)と記憶です。その実験は最初に目隠しをされたまま3本の指をそれぞれ異なる色に置いて行われます。そして色から発せられている振動ないし周波数を探るのです。これは感じや触覚の感受性を発達させるのに役立ちます。何故なら周波数や振動は感覚心にそれ自身の存在を気付かせようとする感じでしかないからです。これについては人はとても注意して行う必要がありますし、一旦、正しい色を把握できるようになったら、各々から得られた感じを覚えておこうと努力して下さい。これによって以後、貴方にとどまり多くの分野で役立つことでしょう。そして感じや振動とは実際には感覚に警報を発する意識なのだということを忘れないで下さい。





【解説】

本シリーズも第8課の終わりになって、はじめて各自が具体的に練習を勧める内容が紹介されています。その内容は各自の肉体の細胞が持つ潜在的な知覚力を高める訓練として、指で色を感じるという実験です。もちろん世間一般の常識からはこれらは「超能力」というレッテルを貼られるでしょうが、私達は決してこれらを「超常現象」として自分に身に付けようとするのではありません。これまで、一連の生命の科学を学習する中で各自の細胞が本来、潜在的に有している能力を開花させ、意識への感受性を高める上での一段階であることに留意したいものです。

宇宙を貫く波動に対し感受性を高める為には、目や耳、その他既存の旧弊に染まった感覚器官よりは私達の皮膚その他の部位をそれらに鋭敏にし、身体全体でキャッチすることの方が有効なのかも知れません。いずれにせよ、各細胞が感受した印象波動をしっかり把握する知覚力も同時に養う必要があり、それがどのような状態であったかを自ら記憶し、次回に生かすことの重要性についても本文が言及しているところです。


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