ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第08課 段落322 [2008-07-22]

322 In the forthcoming lessons I will venture out into the Cosmos and give you some idea how one may travel through the cosmos without involving the well known, and practiced laws of mysticism that have been used by those who did not know what they were doing.

322 次に続く諸教科では、私は宇宙に飛び出て、良く知られ実践されてはいても、自らは何を行っているか知ることのなかった者達によって使われて来た神秘主義の諸法則には何ら巻き込まれることなく、如何にして人は宇宙を旅することが出来るかについて貴方に幾分かの概念を授けたいと思います。





【解説】

前項までで、私達は自分の中に父を招き入れる必要があることを学んで来ました。言い変えれば自分の主人公をこれまでの自我、即ち私という個性を形成して来た主人から、万物の支援者である父にその主人の座を譲ることが求められました。

これは自我にとって、これまでの拠り所を手放す訳であり、それ以降どのように対処すればよいのか不安にもなることでしょう。しかし、実際には父を招き入れ、時々の適切な指導を受け入れられるようになると、不要な心配をすることなく、少しずつですが、安定した生活が始まります。

本文では、次の課では自分の意識を拡大して居ながらにして宇宙空間を旅することが出来ると言っています。ようやくシリーズの第9課に来て初めて、通常人の目からは超常現象と呼ばれそうな事象について説明が行われています。つまりは物事の結果だけを求めるのでは知識が蓄積するだけで、何年経っても理解は広がりません。一つ一つ土台となる石を積み上げて初めて全体を見渡せる位置に立てるというものです。一方、本文はこれに対してたまたま能力だけが恵まれた者は全体に対する十分な理解が無いと却って人々を惑わす存在になる可能性が高いことも示唆しています。ちなみに、アダムスキー氏自身にはかなりな能力があったことが知られています。本シリーズはこれらアダムスキー氏自身が自身の体験と理解を基にその真実の姿を解説しているのです。


第08課 段落321 [2008-07-18] <<  |  >> 第08課 段落323 [2008-07-23]