ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第08課 段落316 [2008-07-11]

316 I speak of this that you may not think something is wrong and seek help. It is only an expansion of your sense mind activity towards the expression of a full man. Instead of only the effective half as before.

316 私がこのことを話すのは貴方が何か問題が出来たと考えたり、助けを求めたりしないようにする為です。それは完全なる人の体現に向けた貴方の感覚心の活動の拡張作用に過ぎないからです。以前の実質わずか半分であったことからに代わってです。





【解説】

実際に心の拡大によって、現実の肉体に変化が生じるということです。また当然ながら、心自体の状況も大きく変容するものと思われます。いわゆる覚醒と呼ばれる状態となり、澄み切ったような感覚です。おそらくは本人の視野にあるもの全ての細部に至るまで、その存在と一体化する、言い換えれば心を通わせる感じかと思われます。

これらの澄んだ感覚(感じ)はヒトだけに備わるようなものではなく、実は自然界の生き物全てが有しているように思います。例えば草むらのカエルにしても、観察すれば実に澄んだ目をしていますし、その座った落ち着いた容姿は、どの場面をとってもバランスよく調和がとれています。また、細部を見れば見る程、その種、独特の個性を十二分に発揮する中で、美しさを最大限に表現しています。もちろん、野生の中では、食物連鎖の掟もある訳で、一瞬たりとも気を緩めることなく、ひたすら「警戒」の状態を保っています。

これら自然界の動物は地震その他の地球の異変には特に敏感だとされています。大地震の起る前に多数のカエルが現れた等々、多くの事例があります。このように心を意識に拡げることは多くの災害を避けることにもなるのです。


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