ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第08課 段落309 [2008-07-02]

309 This portion of the lessons should be firmly adhered to, for in the forthcoming lessons we will venture into the Cosmic Sea of Consciousness. This will bring many revelations according to the individual, and the mind may have a tendency to dislike what it views. i.e. You may see yourself in a million different expressions in past existences, and the mind may tend to discriminate between the scenes, as some will not be flattering according to the mind. In other words, the mind must learn to face reality. For life is not made of just the sweet, as the sour is also in the plan. Yet by putting the sweet and the sour together we get a pleasant combination. It must be this way if man's form and mind are to progress and develop into something finer. Nothing can be omitted if one is to have full knowledge.

309 教科の内、この部分はしっかり固執されなければなりません。何故なら次に来る教科において私達は意識の宇宙的海の中に踏み入れることになるからです。これは個人によっては様々な啓示をもたらすことでしょうし、また心は見たものについて嫌悪を感じる傾向があるかも知れません。即ち、貴方は過去生における何百万もの異なった自分自身を見るかも知れませんが、心は場合によっては自らを楽しませるものではない為、それらの光景を分け隔てする傾向になるかも知れないからです。言い換えれば、心は真実に直面することを学ばねばなりません。生命は単に甘いだけのものから出来ているのではなく、酸っぱいものもその計画には含まれているのです。しかし、甘いものと同時に酸っぱいものを合わせることによって心地よい組み合わせを得るのです。もし、人の身体と心がより繊細なものに進歩し発達するにはこの道でなければならないのです。人が完全なる知識を得るには、何物をも除外出来ないのです。





【解説】

やって来る印象類に対し、受け入れるべき心がとっさに判断しその流れを止めることのないように訓練することは、これから先おnレッスンにとって大変重要なポイントとなるので、必ず身に付けられるよう、粘り強く学ぶことを本文では要請しています。

私達にとってこれから学ぶ内容は、前人未踏の領域なのですが、それ故に突き進む為には私達が基本的な姿勢を備えているように求めているのです。その為には再度、この辺でこれまで培った知識を整理し、自分自身で何が身につけられたのかを振り返る必要もあるのです。

また、本文にあるように、例え各自の過去生の断片が甦ったとしても、それは美しいものではないことを改めて覚悟しておくべきでしょう。私自身の体験から言っても、日々、この分野を学んで来てこの程度ですから、まして過去生では惨澹たる状況であったことは想像に難くありません。おそらくは大多数の皆さんも同様かと思います。その中では、各自の感受性が高まるにつれて、むしろ苦しいこと、醜いことがより一層、見えて来ることもあり得るのです。

しかし、その際に毛嫌いしたり、無視したりすることなく、ありのままを受け入れること、先ずは真実に直面することを優先すべきだと本文は言っているのです。全てを包括的に理解する姿勢が必要だと説いているのです。


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