ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第08課 段落310 [2008-07-03]

310 Let me remind you here again, before we proceed with conscious exploration by the mind, that the sense mind is limited and consciousness is unlimited. And it is the sense mind that will be doing the exploring. The ego or personality, the second part of man, or the effect of consciousness. And as you know, the consciousness is the real you which produces the effect known as the personality which has the potentials and the image of the cosmic man.

310 心による意識的探検に進む前に、ここで再び念を押したいのが感覚心は制限がありますが、意識は際限が無いということです。そしてその探検を行うのは感覚心であるということです。エゴ或いは人格、人の第二の部分、意識の結果物とも言い換えることができます。そして貴方が知っているように、意識は宇宙的人間の可能性とイメージを持っている人格として知られる結果物を作り上げる真実の貴方なのです。





【解説】

本文を呼んで、この段階が一連の学習の中の分岐点、登山で言えばふもとから登り詰めて、一定程度の尾根に達した後、再び正面にそびえる頂に登って行く前に再度、装備や体力をチェックし、必要な準備をするという段階に似ているように思います。

これまでの私自身の経験からも、自分の理解力を超えて単に知識として学習するのでは意味がなく、また自分の能力を大幅に超えて精神活動に没入することは、逆に不均衡が生じ、良い結果は生まれません。そういう意味では、これからが各自、自分の理解力に応じた着実な体験中心の学習を少しづつ行って行くことが望ましいと考えます。

これからの学習のカギとなるのは、各自の意識と心なのですが、その両者の関係は親と子以上の間柄であり、意識が心の面倒を全て見ており、その人格をも育てるということです。言い換えれば、心自体が意識を自分の指導者、養護者として受け入れれば、遠からずその指導の声を聞き取れることになるということです。理論物理学者リサ・ランドールが描く宇宙像にある私達が住む「平面宇宙」を貫く神のメッセージが意識であるようにです。


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