ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第08課 段落298 [2008-06-17]

298 When we speak of nature, or nature's laws, there are two phases. One, the forms which nature produces in which we see ageing. And what we call ageing could be a fulfillment of the form's purpose that it may be replaced by a new form. But the law of life, or nature, is the same today as it always has been - in the primal stage. Replacing new forms for the old for continuous service, each for a finer quality of expression as nature is progressive. Always going forward, never retrograding. So here we are witnessing the Creator's Consciousness in action. And since only newness comes out of this consciousness, and not age, then we are shown that the Creator lives in the primal stage all of the time. And all that is created by this consciousness is a manifestation of primal cause.

298 私達が自然或いは自然の諸法則について話す時は、二つの面があります。一つは自然が作り出す形あるものであり、そこには私達は老いを見ます。そして私達が老いと呼ぶものはその形あるものの目的の成就とも言えるものかも知れませんし、それは新しい形と置き換えられるかも知れません。しかし、生命の法則、あるいは自然というものはこれまでずっと今日と同じに、原始の段階であり続けているのです。継続的な奉仕の為にこれら古いものを新しい形に、自然は進化する為、一つ一つをより精緻な資質に置き換えています。常に前進し、決して退化することはありません。ですから、ここに私達は、創造主の意識が行動する様を目撃しているのです。そしてこの意識からは新しさだけしか来ず、老化はありません。そうして私達は創造主は如何なる時も原始の段階で生きていることを知らされるのです。そしてこの意識によって創造されたものは全て原始の因の現れなのです。





【解説】

言い換えれば、物事の原因、物質を寄せ集める非物質的なパワーは常に生き生きし、若さのままですが、それが物質に表現され形有るものになった後、その形有るものには老化が避けられません。つまり、一定程度の寿命があるということです。もちろん、その役目を終えた個体は再び、何らかの形で生まれ変わって、再び新しい生命が吹き込まれることになることでしょう。

ここでその形あるものは進化を遂げることに注意したいものです。ダーウィンの進化論にあるようにそこには環境に適応する等の進化が生じるということです。

一方、これら生命体の生みの親である意識は常に最高の状態を維持しており、老いることは無いと本文は言っています。毎日のように生まれでる生命体の躍動感を見れば、その源泉は常に活発で、魅力に満ちていることが伺えます。私達はいつもこの生命の源泉である意識に関心を向け、そこからの輝きを自ら表現するよう心掛けるべきなのです。


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