ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第08課 段落294 [2008-06-10]

294 All forms are stages of intelligence. This may not be easy to accept at first for 90% of form life does not have the type of mind that humans have. But they do possess consciousness - the life force of the form, and serve the purpose for which they were created. So once the human mind acknowledges this phase as it does associations with other sense minds, the blend is made.

294 全ての形有るものは知性の諸段階にあります。これは最初、受け入れることは容易ではないかも知れません。何故なら形有るものの生命体の90%には人間が持つようなタイプの心を持っていないからです。しかし、彼らは意識、即ち形有るものの生命力を所有しており、それらが創造された目的に奉仕しているのです。ですから、一旦人間の心がこの段階を認知すれば、他の感覚心との交流、融合が成されます。



【解説】

生物、無生物によらず自然界の形あるものは心というものの存在割合は1割だと言っています。私達人間のような心はわずかにしかなく、圧倒的に意識が前面に出た活動を行っている訳です。つまりは自分を防御しようとするような心の活動はなく、意識に全面的に従った生活を送っているということです。まさに「心貧しき者は幸いなり」です。

自然界には目に見えない細菌の類いから巨大動物に至るまで、様々な生命形態があり、相互に依存し合いながら、生き生きとした生態系を構成しています。独り人間だけが、その王国の支配者としてそれら自然を搾取して来ましたが、そろそろそれも立ち行かなくなっているようです。地球規模の気候変動や環境汚染、荒んだ人々の精神状態等にそれが現れています。

その解決には、先ずは自然界の事物を観察し、それらの生命力を各自で感じることによって、本来は必要な解決策のヒントを授かることができると考えています。その為にも、足下にある各々の生物と交流するすべを身につける必要があるのです。


第08課 段落293 [2008-06-09] <<  |  >> 第08課 段落295 [2008-06-11]