ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第08課 段落291 [2008-05-29]

291 This is only one of the experiences I remember from the trip, for the association with all that were on the ship was also a feeling of oneness, never to be forgotten. And this union of sense mind and consciousness included the ship which was carrying us. For the molecules, the conscious entities of my form, became one with the conscious molecules of the ship's form. Yet the geometrical pattern of each form was different, and for a different purpose in the field of effects. But the cause was the same, for each form was serving a cosmic purpose.

291 これはその旅行から思い出す体験の一つに過ぎませんし、その船にいる全てとのつながりは、また、決して忘れることのない一体感でもあったからです。そして感覚心と意識との結合は私達を輸送するその船も含むものでした。何故なら、私の体の意識的実体である分子達は船体の意識ある分子達と一つになったからです。各々の体の幾何学上のパターンは異なり、結果の世界において異なる目的のものではあります。しかし、その因は同一です。各々の体は宇宙的目的に奉仕しているからです。





【解説】

「一体感」、「一体化」の原理について、本項では良く説明されているように思います。つまり「一体化」とは各々の身体を構成している分子レベルの意識の融合であるということです。或る物との一体感は、実は自分を構成する細胞から更に精緻に深まった分子レベルの段階で、それらが意識的に融合することだとしているのです。

これについて、最近思うことは、「一体感」なるものは触覚に近いものではないかということです。例えば、自分の身体の中であれば、自分の気持(あるいは意識と表現した方が良いのかも知れません)を、どの部分への移動させることができる筈です。例えば、足指にかゆみが生じたら、「どうしたのかな」と自分の気持をその部分に移動させ、どのような状況か知ろうとします。つまり、その部分の身体の部位からの訴えを聞こうとします。このように自分の身体の範囲内であれば、いつでも、どこでも自分の気持を移動させることが出来ます。これは、言う間でもないことですが、自分の身体がつながっているからに他なりません。これがその作用が触覚的な作用に思える由縁です。更に進めて、自と他の区別を無くすことが出来る程にこの感じを広げられれば、互いに共鳴しあうことも容易になるでしょう。その為には分子レベルでこのことを実現できるような安定した状況を自分の中に造り上げることが重要となる訳です。


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