ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第08課 段落288 [2008-05-26]

SCIENCE OF LIFE - STUDY COURSE

LESSON EIGHT

Cosmic Oneness

By GEORGE ADAMSKI



288 In lesson seven we spoke of my experience in the Saturn space ship. And as stated, when I first entered the big ship my mind was attracted to the instruments. But I had to quiet this interest in order to place myself in the realization of conscious awareness that I might be worthy of the primary purpose of this trip. The mind was like a child that wants to ask a lot of questions without listening to the answers. So the sense mind was quieted to listen and not be curious. This was of value for I was ready to listen through the sessions of the Council. But even then the sense mind had questions which I ignored, giving them no expression. So at the end of the Council my mind had no questions, all had been answered.



生命の科学−学習コース

第8課

宇宙的一体

ジョージ アダムスキー著

288 第7課では土星の宇宙船での私の体験についてお話しました。既に述べたように、私が初めてその大型宇宙船に乗り込んだ時、私の心はその装置群に興味を引き付けられてしまいました。しかし、私はこの旅行の大事な目的に値するよう、宇宙意識の実感に身を置く為、この興味を鎮めねばなりませんでした。心は答えに耳を貸さずに多くの質問をしたがる子供のようでした。ですから、感覚心を静め耳を傾けさせて、好奇心を持たせないようにしました。これは価値があり、私がその評議会の会議を通して聞く準備が出来ました。しかし、それでも感覚心は問い掛けて来ましたが、私は無視して、それらに何らの解説を与えませんでした。その為、評議会の終わりには、私の心は何らの質問を起こしませんでした。全ては回答されていたからです。





【解説】

よく私達は重要な場面に向き合う際、”心を落ち着かせる”行動をとりますが、その意味と類似したことを本項では述べています。私達の表層的な感覚心は”直ぐに結果が欲しく”、その時点の自分の関心にだけ目を向けがちです。まして、これからどのような出来事が待っているか分からない時点では、心は浮ついた状況になりがちです。

しかし、心を落ち着かせると言っても、「どのように」となると心が落ち着かせる方法が分からなければ、対処のしようはありません。ここで本項に言う”listen(耳を傾ける)”という行動が重要となります。つまり、私の側から、あれこれと疑問を発するのではなく、ひたすら与えられる回答を聞こう、受け入れようとする姿勢がカギとなることを意味します。無言の意識から与えられる指導を漏らさず受け取ろうとするオープンマインド(受容的な心)を保つことにより、自然と心は鎮まり、しかも鋭敏な状態を保つことが出来ると言うことです。


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