ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第07課 段落284 [2008-05-20]

284 At this point my feelings were mixed between mental curiosity and the cosmic purpose of the trip. So it was my duty as a mentalist to control myself and know that I meant nothing, but what I was about to learn meant everything. In other words I had to lend myself to my better self which was the conscious teacher, knowing that my personal toys would be there when I needed them.

284 この時点で私の印象は心の好奇心とその旅行の宇宙的目的との間に融合されました。そこでは心主義者として私の為すべきことは自分自身を制御し、私が示すものは何らの意味はなく、私がこれから学ぼうとすることが全てであることを知ることだったのです。言い換えれば、私は意識の教師であるより良い自分自身に自分を委ねなければならなかったのであり、それは必要になった時、私の個人的なおもちゃ(訳注:個人的な興味の対象物)は現れることを知っていたからです。





【解説】

ここでの話はアダムスキー氏が土星の母船に乗船し、土星に向けて航行している時の氏の心境を述べたものと思われます。まだ私達には理解できない原理で航行する最新鋭の船内には、多くの珍しい機器があったものと思われます。これについては最近の日本の宇宙飛行士達も皆楽しげ、活発にスペースシャトルや宇宙ステーション内部を説明する様子がテレビで報道されています。それほどに実は宇宙空間に出ること、宇宙で活動することは心がわくわくする程、楽しいものなのです。

しかし、今回の旅の目的を考えれば、アダムスキーはこれら目にする物事に気を取られる訳には行かなかったのです。「土星旅行記」に書かれているように、重大な惑星間会議が目的であったからです。その為にも、先ずは自分の精神状態を安定させ、重要な事項を確実に記憶し、自分のものとする必要があり、全ての関心をその一点に集中する必要があった訳です。

なお、ちなみにこの場合、自我を落ち着かせる為に宇宙兄弟達から特別な注意を受けたとは述べられておりません。自ら進んで自分の半身である意識に融合させたと述べています。この「自分の半身」を信じて任せるということが大事なことで、他の宗教のように教祖や特別のリーダーのアドバイスに身を任せていないことに注意したいものです。生涯にわたって最も信頼できる存在は、各自の内部にある意識であることに気付く必要があるのです。


第07課 段落283 [2008-05-19] <<  |  >> 第07課 段落285 [2008-05-21]